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Xファイルのためのブログだったのですが、現在はおばさんのグチログとなり果てております。


by redsherry4869

割り箸裁判の判決で思う事

「割り箸裁判」の判決が出ました。

「無罪」という結果にショックを受けているご両親の姿がワイドショーで延々と流れていました。
『こんな判決が出るとは思わなかった。』とのコメントにちょっと複雑な思いでした。

私個人の意見なのでこれが絶対正しいとは言えませんが、二人の息子がいる立場から言わせてもらえば子供さんがなくなった責任の80%は親にあると思います。

<割り箸を口に入れたまま遊んでいた>

これはかなり危険な行為です。

私は以前歯ブラシを口に入れたまま家の中を歩いていて転んでしまい、上あごの喉の近くの部分を切ってしまいました。
縫うほどではありませんでしたが、出血はなかなか止まらないし、歯ブラシが凶器になるという意外な出来事にかなり動揺しました。

小さい子供はよく食事中にフォークや箸などを持ったまま動き回ったりしますが、子供はよく転ぶので怪我をすることが結構あります。
私の友達の子供は箸でまぶたを切りました。
(目をつかなくてよかった・・・。)

お祭りなどのイベントは子供はいつもと違う環境で興奮しやすく、他の子供につられていつもより動きが激しくなるので普段よりいっそう注意が必要です。
子供が遊びに夢中になっているのに、綿飴を取り上げなかったのは親の責任です。

耳鼻科の医師が傷が脳まで達している事に気づかなかったのは不幸でしたが、子供の死の責任がすべて医師にあるかのような主張は疑問に思います。
自分の子供も散々怪我や病気で病院通いをしたのでわかるのですが、小児科以外の医師(耳鼻科・眼科・外科等)の子供に対する対応は、子供になれている医師とそうでない医師でかなり違ってきます。
同じ症状でも大人と子供では処置の仕方や薬も違ってくる事があります。
この訴えられた医師はそういう点では勉強不足だったかもしれませんが、すべての医師がベテランとは限りませんし医療ミスや医療事故とするのは無理があるような気がします。

たぶんそう考えている人は他にもいると思うのですが、それを周囲の人がご両親に忠告できないのは、母親を責めるようなことを言ってしまって自殺とかされたら困るからなのでしょう。
年齢から察するにご両親とも40歳を過ぎてから授かった子供さんのようなので、さぞ溺愛されていたと思います。
私の夫も両親が40歳過ぎてから授かった子供でしたので、義母の溺愛ぶりはすさまじかったです。

子供を失った悲しみが深すぎて周囲の状況が理解できないのだと思いますが、子供の死の責任を担当した医師に押し付けているように私には見えます。


親としての心構え

目を離すな、手を離すな、心を離すな
by redsherry4869 | 2006-03-29 14:02 | ささやかな日常